伝記があなたを夢に導く!伝記学習漫画のススメ
10月に入り、秋が深まっていく日々。『読書の秋』ステキな季節です(^^)
我が家は私、長男、長女が絶賛『伝記学習漫画』にはまっております。
子どもと本の感想などのやり取りの中で「やっぱ伝記いいな!」と感じたので、
あらためて、伝記学習漫画の良さをご紹介。
今回お伝えしたいのは、こちら!
伝記学習漫画は、人格・生きていく強さを育む
親子で一緒に読んで、話して、成長できる!
あなたの人生に伝記のエッセンスを!
オススメです(^^)
伝記学習漫画の良さ〜おさらい〜
以前のオススメ10選の記事では、どちらかというと機能的な良さをお伝えしていました。
- 内容が充実(よく整理され、まとめられている)
- 短い時間で気軽に読むことができる
- その人物を知ることで、その時代の歴史背景も深く学べる
⏬”その1”の記事はこちら
今回は、読むことによって特に子どもの内面に得られることを考えてみました。
伝記から学べること、身につくこと
たくさんありますが、3点にまとめました。
- 人生の選択肢の幅が広がる
- 使命や奉仕・貢献の気持ちが育つ
- 偉人の人生のイメージを持つことができる
日本という、平和で、安全で、大半の子どもたちが義務教育を受けれる環境。
ありがたい話なのですが、何か自由度が足りないと思う方は少なくないのではないでしょうか。
”自主性”や”自己肯定感”など、学力や運動などの能力だけでなく、
「生きていく強さ」をお子さんに持ってほしいと思うのが親心ですよね。
伝記には「どんな環境にも負けない」生きていく”強さ”がいっぱい詰まってます!
『人生の選択肢の幅が広がる』⇨”目の前の事に、一生懸命に挑戦する”
例えば、オードリー・ヘプバーンさん。
彼女の夢は、プリマ・バレリーナ(バレエ団における女性バレエダンサーの最高位)になることでした。
しかし身長が高かったこと、成長期に戦争時代(第二次世界大戦)となり十分な栄養が取れなかったことから指導者からプリマ・バレリーナの夢をあきらめるように言われます。
家計を支える必要もあり、演じることが好きだった彼女は舞台の世界へ。
その後、スターへの階段を一気に駆け上がったのは、ご存知と思いますが、
結婚、出産を経て家族との生活を大切にしたい彼女は、15年の輝かしい経歴に区切りを付け、引退を決意。
家庭にありながら、彼女は戦争時代の体験から「自分に貢献できることはないか」と活動を開始。
ユニセフ親善大使として、彼女自身も現地へ向かい、人道支援への貢献の道を進む。
1人の人生で、これだけの経験ができるんですね!
求める求めないに関わらず、人生は思ってもみないことに出会います。
閉ざされた夢、どうしようもない環境に会った時に、どうするのか。
『目の前の事に一生懸命に挑戦する』
偉人に共通する点は、この”前向きな姿勢”、”負けるもんか”との不屈の心です。
人生の選択肢の幅を広げるには、”一生懸命に取り組むこと”
子どもが持つ「好奇心」「やる気」「向上心」。
”前向きな心”を大切にしてあげたいですね。
『使命や奉仕・貢献の気持ちが育つ』⇨”「何のため」の思考を持つ”
偉人に共通する点として、始めは「自分の夢・好きなこと」や「生活のため」に取り組んでいたことに
- 何のため?
- 誰のため?
- 自分の人生でなすべきこととは?
という意識が芽生え、生涯それを自問し、”与えられた使命”を自覚し、
弛まず挑戦していく姿勢が見られます。
伝記のストーリーの中では、「その人物が”どんな想い”で人生を歩んできたか。」
必ずそれを描いています。
そこには上記の”意識の問いかけ”のメッセージが込められています。
例えば、将来の夢が「医者になる」
⇨「十分な医療環境がない国を救う医者になる」
”何のため”や”自分ができること”を具体化して描くことで、
モチベーションや意識がグッとスケールアップされると思いませんか?
伝記に触れることで、目的感や、使命感といった思考が育ちます。
なお、お子さんに伝記の感想を聞く時は「何をした人?」だけでなく、
「何を大事にしていたの?」「何のために頑張ったの?」
こういった質問をしてあげると、さらに効果大です!
⏫本国(日本)の許可を得られない中、迫害されるユダヤ人に「命のビザ」を発行した杉原千畝。
彼も「目の前の人のために、自分に何ができるか」と問い続けた人生でした。
『偉人の人生のイメージを持つことができる』⇨”「信念」の要素を育む”
3点目として、『偉人の人生のイメージを持つことができる』
偉人の人生や信念を学ぶことは、「やればできる」、「夢は叶う」といった
自己肯定感、達成感を疑似体験できることに繋がります。
何を隠そう、偉人と言われる方も
『自分にプラスの刺激を与えてくれるものを常に求めている』
偉人の人生には、自身を奮い立たせ、支え励ましてくれる師や友、家族の存在があります。
そこから”前向きに楽しめる知恵”を学び、自身の力に変えていきます。
プラスのイメージを持つことは、感受性豊かな子どもたちにとって、とても良い刺激となります。
そしてプラスのものを求めていく”クセ”が、生きていく「信念」の要素を育みます。
⏫視覚と聴覚を失い、言葉が不自由になった”三重苦”を持つヘレン・ケラーを生涯支え続けたサリバン先生。
しかし彼女にとっても、ヘレンとの出会いが「喜び」であり、「使命」だったのです。
読書、特に伝記漫画はその人物の生き方、考え方がダイレクトに伝わります。
今や漫画の力は伝記にとどまらず、人の心を動かす”文化”ですね。
⏬”「信念」の要素”についてはこちらの記事も参考にv(^^)
まとめ 〜偉人から人生の豊かさを学ぼう〜
「先人に学ぶ」とはよく言ったもので、我々人類の「素晴らしい先輩」「人生の師」はたくさんおります。
そして、その歴史、歩みを後世の私たちが学べるよう、忘れないよう、伝えてくれる方々がいます。
また、人類が冒してきた罪の深さも決して忘れてはならない。
現代に生きる我々もスケールは違うかもしれませんが、
未来のために「自分はどう生きるのか」「豊かな人生とは」を偉人の人生から学び、
問い続け、求めながら歩んでいきたいものです。
今回紹介の3名もオススメなので、是非読んでいただきたいです。
『素晴らしい先輩』との出会いに感謝。ではまた〜v(^^)
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