夢の叶え方は「のび太」に学ぼう!
今回の紹介は『「のび太」という生きかた』(2004年、横山泰行著)
大人も子どもも大好きな『ドラえもん』、言わずもがなその主人公ですね。
ぐうたらで、ドジでダメダメな小学生の「のび太」を、未来からきた猫型ロボットのドラえもんが、ひみつ道具でサポートしてくれる。
なんと著者の横山さんは大学教授で「ドラえもん学」を研究されてます(^^)
良く知っている人も、あまり詳しく知らない人も、新たな「のび太」を発見できますよ!
『夢』という言葉、忘れていませんか?
「あなたに夢はありますか?」
「あなたの夢を教えてください」
うッ…えぇ〜っと…まぁ無いこともないけど…
この質問に即答できる人って、なかなか少ないんじゃないでしょうか。
勿論、すぐに答えられる方もいらっしゃると思いますが、
私自身、睡眠中の「夢」以外で、あまり発する機会の少ない言葉だなと改めて感じました(^_^;)
あと人に言うのも「恥ずかしい」「バカにされないかな?」「こんなの夢って言っていいのかな?」って思いも正直ありますよね〜(^^;;
かっこいい自分を想像
さて「のび太くん」、勉強は苦手ですが、夢を描く思考の天才なのです♪(´ε` )
- テストで100点とって、先生に褒められる
- 男らしく強くなって、しずかちゃんに好かれる
- 頑張って作った模型がすごいとニュースになり人気者に
のび太は、いつも「かっこいい自分」を想像(妄想)することから
「よし!やるぞ!」と行動を起こします。
しかし当然ながら、そう簡単にはいかない(/ _ ; )
うまくいかずに「何とかしてよ〜。ドラえも〜ん(T ^ T)」ってのがパターンですよね(*´-`)
え?そんなことが「夢」って思いました?
どんなに小さなことでも「なりたい自分」「なりたい環境」を想像することが『夢』
それが実現できれば、『夢が叶った』
皆さんがイメージしているような”大きな夢”も構図は同じです。
そう考えると少し気が楽になりませんか?
ここで学ぶべきなのは「夢を描く→行動する」生き方です。
夢を描けない、また描けても行動しない人がどれほど多いことか。
ね!夢を描いて、素直に行動するのび太くんって素敵な少年と思いませんか?
「ぼくだって」が夢を生む
のび太の「良いところ」はたくさんあるのですが、
その中でも私がエライと思うのは、人を妬まない、悪口を言わないこと。
スネ夫のおもちゃを羨んだり、ジャイアンにバカにされたり、出木杉くんのすごさにショックを受けた時も
「ぼくだって」「なにくそ」「見てろー」といった反発力のエネルギーに変えてしまいます。
他人や環境のせいにせず、どこまでも「自分がこうありたい」という気持ちで行動を起こす。
単純なようで、これは、なかなかできないことではないでしょうか。
そんなのび太の気持ち(長所)を尊重した、ドラえもんのこんなセリフがあります。
『人にできて君にだけできないなんてことがあるもんか。傷だらけ、あざだらけになって練習しよう。』(竹馬に乗るエピソードより)
『ぼくだって』という気持ちは、夢を実現するエネルギーになるんだ!!
気楽に理想を声に出す
目標を他人に宣言したり、紙に書いて壁に貼り付けたり。
成功者の例や、ドラマのシーンなどでもよく見られますよね。
心理学でも取り上げられる、この効果(「宣言効果」など色々な表現がありますが)、
のび太は、普段の生活の中で、それを見事に実践しています。
『あんな夢、こんな夢、いっぱいあるけど〜♪』(『ドラえもんのうた』歌詞)
のび太は周りがバカにするような”具体的な”夢を、気楽に言います。
そして、その直感のままに行動を起こします。
うまくいかなかったり、失敗に終わることも多いのですが、
自己宣言することは、目標に向かう”具体的な一歩”です。
のび太が、「自分はダメだ」なんて暗く落ち込まない秘訣は、
『前向きに夢を描く→宣言する→行動する』ことに常に集中していること!
叶えたい夢を、次から次へと生活の中で発掘できる。素晴らしい才能です(^^)
夢は叶うまで信じきる
いかがでしたか?
どんなちっぽけなことでも「夢を見ること」、「夢に向かって頑張ること」、素敵じゃありません?
私が強く感じたは、のび太は”自分の人生”を生き切っている、ということ。
人と比べて能力はないし、苦労も多いのですが、なんて充実した人生なんでしょう。
ドラえもんがいたから夢が叶ったのではなく、のび太の『夢を信じる生き方』が夢を叶えたんです。
夢をあきらめず、失敗しても、試行錯誤し、チャレンジし続ける「のび太」のように生きたいですね。
最後にドラえもんの愛のあるセリフをひとつ。
『自分で力でやってみようという心がけはりっぱだ!』
⬇️他にも夢を叶えるエッセンスがい〜っぱい詰まってますv(^^)
良書との出会いに感謝(^-^)ではまた!
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