⦅書籍紹介⦆『嫌われる勇気』

対話

春から夏へ。

季節の変わり目、日によって気温差があるので体調気をつけたいですね(^^)

『嫌われる勇気』ー「人はいま、この瞬間から幸せになることができる」

こちらも2013年のベストセラー!丁度、妻が読んでたので、つまみ読み(^_^;)

『嫌われる勇気』―自己啓発の源流「アドラー」の教え(岸見 一郎、古賀 史健 著)

悩み多き”青年”と「世界はどこまでもシンプルであり、人は今日からでも幸せになれる」と説く”哲人”の対話の物語。

欧米で絶大な支持を誇り、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称されるアルフレッド・アドラーの思想がまとめられています。

内容も重たいものではなく、物語の展開も面白いので、読書が苦手な方にも読みやすいと思います(^^)v

【こんな方にオススメ】『嫌われる勇気』

本書のテーマはズバリ『どうすれば人は幸せに生きることができるか』

”青年”と”哲人”の対話から、アドラー心理学が、きわめてシンプルかつ具体的な”答え”を提示してくれてます。

”青年”と”哲人”のやりとりの面白さ、たとえ話の妙、厳しくも温かいアドラー、そして著者の”想い”が込もった一書はきっとあなたに”幸せに生きる道しるべ”を示してくれると思います(^^)

こんな方におすすめ
  • 人の目が気になる
  • 自分を好きになれない
  • 劣等感を拭いきれない
  • 人間関係でなやんでいる
  • 感情をコントロールしたい
  • 「自分を変えたい」と思う
  • 「人は簡単に変われない」と思う
  • 「自由に生きたい」と思うも自由に振る舞えない
  • 自分は「不幸」とも思わないが「幸福」は感じれない
  • 「幸せになりたい」けど、何が「幸せ」なのかわからない

relic
relic

哲人(=著者)の強い”愛”を感じ取れる一書。

”青年”と一緒に癒され、心揺さぶられましょう(^^)v

”あなたが始めるべきだ!”

本書、アドラー心理学の重要ポイントがぎっしり詰まっておりますが、以下の「目標」とアドラーの言葉が要約されたものと私は感じました。

⦅幸せに生きるための行動面の目標⦆

  • 自立すること
  • 社会と調和して暮らせること

⦅この行動を支える心理面の目標⦆

  • わたしには能力がある、という意識
  • 人々はわたしの仲間である、という意識
アドラーの言葉

「誰かが始めなければならない。他の人が協力的でないとしても、それはあなたには関係ない。わたしの助言はこうだ。

あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかなど考えることなく。

relic
relic

上記を形作るための”課題の分離””共同体感覚””エネルゲイア(現実活動態)的な人生”などの思考も興味深いので是非読んでいただきたいです!

”哲人”は”青年”に『あなたから始める』べく”勇気”の重要性を説いていきます。

はたして”青年”は変われるのでしょうか?そして、幸せになれるのでしょうか?

【お好きなリソースでどうぞ】『嫌われる勇気』

relic
relic

「解説本」、「マンガ」もありますので、読みやすいリソースで楽しんでください!

最近は色んなリソースや別視点で学べるものがあり、選べる自由に感謝ですね(^^)

【まとめ】”世界はシンプルであり、人生もまた同じである”

幸せ

アドラー心理学の内容は当然素晴らしく、学び取り入れるべきものと思いますが、私が本書の魅力として感じたのは”哲人”と”青年”の人間関係でした。

それは他でもない著者の岸見さんと古賀さんの関係です。

「あとがき」に記されてますが、古賀さんの長年の”願い”と岸見さんの強い”想い”が掛け合わされて産み出されたものだからこそ、

本の内容以上に、読んだ人に共感と感動を残す作品になったのだと思えてなりません。

アドラー、そして著者のお二人の伝えたい想いはひとつです。

『人はいま、この瞬間から幸せになることができる』

良書との出会いに感謝。

ではまた〜(^^)v

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