何事もコンディションを整えることが第一
弥生3月ももう中旬。いよいよ春って感じですね。
今回は、この週末にフルマラソン初挑戦(とくしまマラソン2024)ということもあって手に取ったこちらをご紹介。
『「山の神」神野大地の必ずやるべきランニングバイブル』
箱根駅伝で、往路5区で区間新記録を樹立。青山学院大学を初優勝に導き、「3代目山の神」と称される神野さん。
現在もプロとして活躍され、市民ランナーを指導するランニングクラブの活動も行っておられます。
私自身、正直箱根駅伝に詳しいわけではないので、概要を。
箱根駅伝とは ― 概要 ―
関東学生陸上競技連盟加盟大学のうち、前年大会でシード権を獲得した上位10校と、10月の予選会を通過した10校、および関東学生連合を加えた合計21チームが出場します。関東学生連合チームは予選会を通過しなかった大学の記録上位者から選ばれます(1校1人まで。タイムは参考扱い)。
東京・読売新聞社前~箱根・芦ノ湖間を往路5区間(107.5Km)、復路5区間(109.6Km)の合計10区間(217.1Km)で競う、学生長距離界最長の駅伝競走です。
東京箱根間往復大学駅伝競走公式サイトより
中でも「山上り」と呼ばれる往路5区は箱根駅伝の象徴(標高差およそ800m以上ある上り坂)。
その往路5区で、輝かしい成績を収めチーム優勝に貢献した選手に「山の神」の称号が与えられるのです。
「山の神」の呼び名は知っていたのですが、
何代目とか複数人おられるのは、私も知りませんでした^^;
そして何と不思議な縁なのか、神野さんは今年の「とくしまマラソン2024」のゲストランナーとして参加いただけます!
徹底したストレッチでのコンディション管理
「ランニングバイブル」というタイトルから、色々なやり方、コツなどが網羅されているんだろうなと予想していたのですが、
『ほぼストレッチやん!』
本の半分以上のページを割いて、ストレッチの内容が細かく書かれていました。
内容を読んで納得。神野さんは徹底したストレッチでコンディションを整えることで、走力を伸ばし、高いパフォーマンスを維持されている方なんです。
体の各部位ごとに、写真付き説明で、正に”念入り”に書かれてあります。
なすべきことを”ちゃんと”する
スポーツ選手として体、コンディションの管理は、当然必要なこと。ストレッチも然りですよね。
ただそこに着目して、徹底すること。
トレーニングや練習前後にする補助的な内容になりかねないストレッチを、
他人がなかなか真似できないレベルまで徹底することで、差が生まれてくるんですね。
全くの余談ですが、この本を読みながら漫画「ハイキュー!!」に出てくる
北 信介の「ちゃんと、やんねん。」って言葉を思い出しました。
(わかる人にはわかるはず!)
なすべきことを”ちゃんと”する。自身の成長の為になる良い事を徹底する。
シンプルが故に、徹底され積み上げられたものは強い。神野さんの強さの根幹なのでしょうね。
仕事にも、人生にも通じる「コンディション管理」
この徹底したコンディション管理の考え方ですが、スポーツだけにとどまりませんよね。
あらゆる仕事や人生にとっても、健康、運動、食事、睡眠などコンディション管理はとても大切です。
当然気にかけた方が良いけど、なかなかできない。意識できない。あるあるですよね。
体はひとつ、時間は24時間。
何に時間を使うかのバランスや、やり方ももちろん大事ですが、
自分が快調で、気持ち良く、集中して仕事や人生でなすべきことに取り組むことができることは
重要なことだと思います。
私も頑張ろうとすると、ついつい睡眠不足の生活リズムになりがちです(-。-;
それで仕事などの効率が上がっているかと言われると…何とも微妙。
それに睡眠不足だと機嫌は悪くなりやすいし、身体は正直しんどいですしね。。
ランナーだけじゃなく、今一度「コンディション管理」を見直してみる
この本を読んで、念入りなストレッチを意識、ストレッチの為の時間を取るように心がけているのですが、
血流が良くなって老廃物が溜まらないからか、疲れや筋肉痛が残りにくく、身体の調子も良い感じです。
(ストレッチ後の水分補給も大事!)
すべてのストレッチをやると、とても時間が足りないので、自分に良さそうなのをピックアップしてますけどね(^^;;
仕事や人生にも通じる「コンディション管理」。
スポーツ選手ではないですが、”プロ意識”を持って、仕事や人生に活かせば、より良いものになっていきそうです。
ランニングバイブルとしてだけでなく、メンタル面でも、とても勉強になりました。
ではまた〜v(^^)
この週末のフルマラソン初挑戦、がんばってきます!
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