【直木賞受賞作オススメ】読書初心者さんでも読みやすい作品 7選
「読書に目覚めよう!」と一念発起して、はや数年が経ちました。
元々読むのが遅く、小説は特に話に入り込んでしまう為、時間かかってしまいます(^_^;)
今日は元々読書が苦手な私が選んだ「読みやすい直木賞作品」をご紹介。
内容は言わずもがな、どれも良いものばかりですv(^^)
ちなみに今年、年間読書数は150冊を超えました!
全体でいうと約1/3程度が小説です。(時代小説が多め)
直木賞作品や本屋大賞ランキング作品を中心に読み進めています。
空中ブランコ
2004年上期(平成16年)受賞の奥田英朗(おくだ ひでお)さんの連作短編小説。
何より伊良部先生、看護師さんのキャラが立ってます(^^;;
様々な悩みを持つ患者さんとのやり取りが面白いですよ!
下町ロケット
2011年上期(平成23年)受賞の池井戸 潤(いけいど じゅん)さんの長編小説。
今やシリーズ化、ドラマ化もされてる作品ですね。
私自身、製造業に携わっていることもありますが、
日本の中小企業の”モノづくり”への想いに、あらためて感動させられました。
様々な人の陰の奮闘ありて、”成功”の奇跡は起こる。胸が熱くなる作品でした。
4TEEN
2003年上期(平成15年)受賞の石田 衣良(いしだ いら)さんの連作短編小説。
中学生男子ってバカだなぁ(⌒-⌒; )男性は少なからず共感持てるかなと。
思春期の悩み、気づき、大人や社会との関わり…
4人の男子の成長、友情が詰まった作品です!
まほろ駅前多田便利軒
2006年上期(平成18年)受賞の三浦しをん(みうら しをん)さんの長編小説。
こちらも映画化されてる有名作品ですね。
暗い過去を持つ(?)”便利屋”を営む多田と、ただただ暗い行天。
2人のちぐはぐなやり取りや、仕事(事件?)に巻き込まれながらも育まれる人間関係は、
”人間味”の大切さを感じさせてくれます。
蜜蜂と遠雷
2016年下期(平成28年)受賞の恩田 陸(おんだ りく)さんの長編小説。
直木賞、本屋大賞のダブル受賞で話題になり、映画化もされてましたね。
『世界は音楽で満ちているー』
音楽への想い、喜び、感謝がいっぱい詰まった作品。
音楽に携わる人も、そうでない人も”音楽の素晴らしさ”を分かち合えます♪(^^)
渦 妹背山婦女庭訓 魂結び
2019年上期(平成31年・令和元年)受賞の大島 真寿美(おおしま ますみ)さんの長編小説。
ちなみに渦(うず)、妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)と読みます。
舞台、そして人形浄瑠璃の世界に魅せられた近松半二。
演者、作家、そして観客、全ての人を巻き込んでいく魅力を秘めた”渦(うず)”
様々な人々の想いが合わさり、ひとつの作品が生まれていくことに
あらためて感動させられた作品です。
銀河鉄道の父
2017年下期(平成29年)受賞の門井 慶喜(かどい よしのぶ)さんの長編小説。
タイトル通り、宮沢賢治を父視点で描いた作品。
父親の業、衝動、情熱、不器用さ…「父親像」を色々考えさせられました。
賢治と妹イチとの兄弟愛にも感動です( ; ^ ; )
読んでみよう直木賞作品
今回紹介した作品以外も、直木賞作品を読んでますが、さすがに受賞されるだけあってどれも面白いです。
ただ個人の価値観や理解度が違うので、共感できるかどうかは結局人それぞれなのかも…
ちなみに、私は40歳のおじさんで、どちらかと言うと暗い気持ちになるよりは、明るい気持ちになる作品、
また男目線や歴史にちなんだ作品を好む傾向のようですね(^_^;)
(今回この記事書いて客観視できました…)
比較的に読むのに時間がかかる小説ですが、
その世界から学べることもたくさんあるので、もっと読んでいきたいです!
良書との出会いに感謝。ではまた〜v(^^)
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